FUJITSU Software ECS(MSP)

センタオペレータにディスプレイ指向のヒューマンコミュニケーションインタフェースを提供し、より使い易いシステム操作法を実現します。


  • メッセージ選択出力機能
    メッセージ中の文字列やメッセージの種別を指定することにより、オペレータに必要なメッセージだけを選択して出力する機能です。これにより、オペレータのメッセージ監視負荷が軽減されます。
  • メッセージ検索機能
    時刻や文字列をキーとして、過去に出力されたメッセージを検索する機能です。これにより、ハードコピーを見ることなく、容易に過去の状態を知ることができます。
  • コマンドのメニュー入力機能
    コマンドを機能別にメニュー化し、メニューからオペランドを選択することによってコマンドの入力を行う機能です。これにより、オペレータの導入教育が容易になります。
  • 操作性向上機能
    二種類の画面を同時に出力する画面分割機能、画面入力を保持しておくSAVE/SET機能です。また、英語メニュー機能と共に日本語メニュー機能も備えています。
  • TSS端末でのECS機能
    TSS端末で上記のECS機能(メッセージ選択出力機能は除く)を使用できます。
  • 疎結合システムの一元化操作機能(UNIC:UNIfied Console Service)
    JES/MAS構成システム又はNJE構成システムのあるメンバに接続された特定のコンソールおよびTSS端末からJES/MAS構成システム又はNJE構成システム全体を監視、制御する機能です。

ECSのシステム基本共通域(CSA)の削減(V11L10)

ECSはシステム基本共通域を使用して、TSS端末配下で動作するECS機能に、コンソールメッセージを転送しています。
従来、多数のTSS端末でECS機能を使用した場合、システム基本共通域が不足し、他の業務の処理に影響を与えていました 。
本エンハンスにより、ECSが使用していたシステム共通域を拡張共通域に移動します。

  • ECSを使用するTSS端末台数を増やしたいが、基本共通域が不足するため増やせない。
    →TSS端末配下で動作するECS機能が使用する領域を拡張共通域に獲得するため、ECSを使用するTSS端末の台数を増やしてもシステム基本共通域は不足になりません。

◆ECSが使用するシステム基本共通域(CSA)を削減することで、お客様が使用できるシステム基本共通域を増やします。

適用OS・ご提供時期

GS21

当製品は、GSS21sx(GS21の場合)に含まれます。

製品名 サポート機種 サポートOS 提供時期
ECS V11L10 GS21シリーズ OSIV/MSP 提供中

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