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ソフトウェアエンハンス

2007年度のグローバルサーバのソフトウェア・エンハンスについてご紹介します。

概要

(1)トピックス

世界的な風潮として、従来の常識が通用しない社会観念、企業経営の時代に変化してきています。戦略的な経営へのシフトを支えるために、ITシステムも様々なシフトが必要となってきています。グローバルサーバのソフトウェアは、マルチサーバシステムを発展させる形で、次のような環境の変化に対応するエンハンスを行ってまいります。

  • 特定の業務に閉じないグローバルサーバの活用
  • 非専任技術者による運用・操作
  • データ量・処理量増大

ソフトウェア・エンハンスの方向性




(2)エンハンスポイント

グローバルサーバ業務の活用性向上
特定の業務に閉じないグローバルサーバの活用に呼応した強化。
  • SOAによる現行資産の最適活用
    - アプリケーションアダプタの対応インタフェースの強化と対応プラットフォームの拡大
  • 内部統制支援
    - バッチ系における内部統制支援
    - オンライン系における内部統制支援
  • 現行資産活用
    - インターネット展開の対応プラットフォーム拡大
    - DBレプリケーションの対応プラットフォーム拡大
使い勝手の向上(専門性の排除)
非専任技術者による運用・操作に呼応した強化。
  • システムおよびアプリケーションの操作・運用の容易化
    - GSの運用に連動したDBレプリケーション支援機能
    - DBレプリケーションにおける逐次連携の運用性の向上
    - 複数バックアップデータのLTO媒体へのまとめ書き(XSP)
  • システムの無停止性/信頼性の向上
    - AIMのRAS機能強化
    - OSのRAS機能強化
    - OSの性能情報強化
    - テープ運用性の強化
データ量・処理量増大への対応
データ量・処理量増大に呼応した強化。
  • システムの大規模化(上限拡大)
    - OS/AIMの大規模化
    - DB収容能力の強化
    - AIM関連の上限値拡大
  • DBレプリケーションの大規模化
    - 連携データベース数の拡大

詳細


まず、お客さまの企業情報システムを取り巻く環境について概観します。

お客さまの企業情報システムを取り巻く環境


現代は、社会環境の変化スピードが早く、予測が困難な時代になってきています。このため、企業経営、組織運営のみならず、企業情報システムについても、従来からの常識が通じなくなってきています。

企業を取り巻く環境


また、相次ぐ企業に不正が発覚し、企業のコンプライアンスが問われる時代になってきました。このために、様々な観点から、法的な規制が課せられようとしています。

高まる企業の社会的責任


前述のような企業を取り巻く環境の変化を乗り切るために、様々な変革が重要になってきています。

環境変化に対応した攻めの経営


経営とITシステムは表裏一体の関係にあり、常に、相互の進展が望まれます。

経営とITシステム


企業を取り巻く環境の変化に合せてITも変化することにより、戦略的なビジネのス実現に向けた支援をさせて頂きます。富士通は、このためのITシステムとして、グローバルサーバとオープンサーバの良いとこ取りをした、「マルチサーバシステム」をご提案しています。

ITの活用


2007年度のグローバルサーバのソフトウェア・エンハンス内容をご紹介します。

ソフトウェア・エンハンス


企業を取り巻く環境の変化に合せてITも変化することにについて、グローバルサーバを変革させるための要因は、次の3つがあると考えています。
・特定業務に閉じないグローバルサーバの活用
・非専任技術者による運用・操作
・データ量・処理量増大

ソフトウェア・エンハンスの方向


グローバルサーバを変革させるための要因に呼応して、グローバルサーバエンハンスを、次の3つのカテゴリに分けてご紹介させて頂きます。
・グローバルサーバ業務の活用性向上
・使い勝手の向上(専門性の排除)
・データ量・処理量増大への対応

ソフトウェア・エンハンスの内容


「グローバルサーバ業務の活用性向上」では、以下の3点について強化しています。
・SOAによる現行資産の最適活用
・内部統制支援
・現行資産活用

グローバルサーバ業務の活用性向上


SOAを適用することにより、新たな業務構築に対して現行資産を最適活用することが可能になります。グローバルサーバの業務だけでなく、既にオープンサーバ上に構築されている業務も含めて、新たな業務構築を迅速かつ柔軟に行うことができます。

今回は、ディスプレイ端末通信を行う表示ファイル・インタフェース及びメッセージファイル・インタフェースについても、容易にSOAへ対応できるようにします。また、SOA環境との中継を行う、アプリケーション・アダプタの動作プラットフォームとして、Red Hat Enterprise Linux 5をサポートします。



SOAによる現行資産の最適活用


オンラインにおける入出力電文のログ収集(AIM系)、ファイル転送時のログ収集、バッチ処理時のログ収集(RACF)、 RACF監査証跡管理(オープン連携)機能を提供します。運用資源の利用状況や操作を確実に監査・確認することができるようになります。また、PC上で監査ログを一括監視できるようにします。

RACFを主体とした、「バッチ系における内部統制支援」とAIMを主体にした「オンライン系における内部統制支援」について強化しています。

内部統制支援


現行資産を活用するための代表的な分野として、次の4つがあります。
・インターネット展開
・サーバ間データ共有
・DB直接アクセス
・帳票連携

今回は、これらの内、「インターネット展開」、「サーバ間データ共有」、「帳票連携」を強化しています。
・「インターネット展開」では、「WSMGR for WebによるWeb化」に関連するホスト連携製品のWindows Vista対応版をご提供します。
・「サーバ間データ共有」では、「差分データを逐次転送」する機能について、UNIX/PCサーバの対応プラットフォームを強化しました。
・「帳票連携」では、グローバルサーバのCOBOL応用プログラムから出力される帳票に対して、QRコードを含めて印刷することを可能にしました。

現行資産活用


「使い勝手の向上」では、次の2点について強化しています。
・システム及びアプリケーションの操作・運用の容易化
・システムの無停止性/信頼性の向上

使い勝手の向上(専門性の排除)


「システム及びアプリケーションの操作・運用の容易化」では、UNIX/PCサーバとの連携およびXSPでのテープ運用の容易化に向けた強化を行います。

システム及びアプリケーションの操作・運用の容易化


「システムの無停止性/信頼性の向上」では、OS、AIM、RACFのRAS強化を行うと共に、OSの性能情報および仮想テープ運用の強化を行います。

システムの無停止性/信頼性の向上


「データ量・処理量増大への対応」では、次の2点について強化しています。
・システムの大規模化(上限拡大)
・DBレプリケーションの大規模化

データ量・処理量増大への対応


「システムの大規模化」では、OS、AIM、データベースを強化して、より大規模なシステム構成に対応できるようにします。

システムの大規模化(上限拡大)


「DBレプリケーションの大規模化」では、連携するデータベース数を拡大します。

DBレプリケーションの大規模化


富士通は、お客さまのITシステムにおいて、グローバルサーバをマルチサーバ形態による基幹システムの核になるサーバとして、お客さまのご要望に応えていけるよう、「お客さま資産の長期保証」および「時代に則したIT環境の提供」を念頭に、開発・サポートを続けていくと共に、お客さまのITパートナーとしてお客さまのビジネスを支えてまいります。