マルチクラスタ システム
並列処理変遷
密結合マルチプロセッサ
1975年に出荷をはじめたM-100シリーズは、主記憶装置を複数プロセッサで共用する密結合マルチプロセッサ(TCMP:Tighly Coupled Multi Processor)を実現し、処理能力と信頼性の向上を図りました。
疎結合マルチプロセッサ
その後、ロードシェアによる大量処理とホットスタンバイによる高信頼システムの実現に向け、複数のクラスタ(TCMPシステム)を高速チャネル通信FSI (Fujitsu Subsystem Interface)によって接続した本格的な疎結合マルチプロセッサ(LCMP:Loosely Coupled Multi Processor)を1986年に開発しました。このシステムでは第三次銀行オンラインシステムに使用されるなど、他社に先駆けたこのシステムでは、レコード単位の排他制御や分単位のホットスタンバイ切り替えを実現するなど、基本的な並列処理技術を確立しています。
SCMPシステム
さらなる大量高速処理、ホットスタンバイ時の切り替え時間の短縮を図るために、高速チャネル通信(FSI)のノウハウを活かしたより高速なプロセッサ手段としてシステム記憶装置(SSU:System Storage Unit)を開発しました。1989年に複数クラスタをSSUに接続したSCMP(SSU Coupled Multi Processor)システムを実現しました。 このSCMPシステムでは、高速な排他制御による大規模ロードシャアシステムや、秒単位の高速ホットスタンバイを実現しています。

