~ マルチコア技術を使った新プロセッサで処理能力を最大約30%向上 ~
当社はこのほど、1チップに4CPUを実装(注1)する当社独自開発の新プロセッサを搭載したメインフレームの超大型機「GS21 1600モデルグループ」および大型機「GS21 1400モデルグループ」を開発し、本日より販売開始します。新モデルでは、新プロセッサの搭載により、従来モデルに比べ最大約30%の処理能力向上、最大約20%の消費電力削減を実現しています。また、筐体に使う塗料の揮発性有機化合物(VOC)を全廃し、地球に優しい装置仕様となっています。
合わせて、ソフトウェア「Global System Software 21 internet extension(以下、GSS21i)」についても、内部統制支援機能やSOA適用性を強化した新バージョンを本日より販売開始します。
当社は、処理能力と信頼性を強化し、地球環境にも優しい新しいグローバルサーバで、お客様のビジネス成長と価値向上に貢献します。

今回、「GS21 1600モデルグループ」35モデルと、「GS21 1400モデルグループ」26モデルの合計61モデルを開発しました。
当社が新たに独自開発した、1チップに4CPUを実装する新プロセッサを搭載したことにより、従来モデルに比べ処理能力を最大約30%向上させています。 また、システム記憶装置(以下、SSU)(注2)についても、クラスタとのインターフェースに「XAUI(10Gigabit Attachment Unit Interface)」を採用したことで、従来装置に比べデータ転送速度を最大約80%向上させました。
クラスタとSSU間のインターフェースのRAS(注3)機能を強化したことにより、万が一のインターフェース障害時も、二重化構成のSSUの両系運用を維持できます。インターフェース障害時にSSUが縮退し片系運用となる従来システムに比べ、連続運転性が格段に向上します。
マルチコア技術を利用した高集積な新プロセッサを搭載し、従来モデルに比べ消費電力を最大約20%削減させています。また、溶剤揮発が原因となる公害問題への配慮として、筐体塗装には無溶剤の粉体塗料を採用し、揮発性有機化合物(VOC)の含有量を全廃しました。

グローバルサーバのOSである「OSⅣ/MSP」、「OSⅣ/XSP」において、高性能・高信頼な基幹業務システムを構築するための基盤ソフトウェアとして、新たに「OSⅣ/MSP GSS21i Standard Edition V80」および「OSⅣ/XSP GSS21i Standard Edition V80」を提供します。

SSU上のAIM(注 4)ログ書き込み処理を最適化したことで、マルチクラスタシステムにおける並列トランザクション処理性能を、従来に比べ最大約30%向上させています。
OSコンソール操作時のオペレーター認証、エンドユーザーのログオン・ログオフ実績の追跡、クライアントPCとのファイル送受信実績の追跡などの内部統制支援機能を追加したことで、よりセキュアで統制されたシステムを構築できます。
タイムリーな情報活用に向けて、AIMデータベースを複製できるオープンシステムのデータベース管理ソフトウェアについて、最新バージョンに対応(注 5)しました。また、サービスアダプター機能を強化し、サービスとして利用できるAIMオンライン業務の範囲を拡大(注 6)しました。これらにより、グローバルサーバ上のアプリケーション資産を最大限に活用したITインフラを構築できます。

GS21 1600モデルグループ(35モデル) : 出荷時期(2010年1月より)
GS21 1400モデルグループ(26モデル) : 出荷時期(2010年1月より)
OSⅣ/MSP GSS21i Standard Edition V80 : 出荷時期(2010年1月より)
OSⅣ/XSP GSS21i Standard Edition V80 : 出荷時期(2009年7月31日より)
当社は、処理能力と信頼性を強化し、オープンシステムやサービスとも柔軟に連携させることのできる、地球環境にも優しいグローバルサーバを新規に開発し、お客様のビジネス成長と価値向上に貢献します。そして、今後も、お客様のアプリケーションやデータなどの資産の継承を最優先し、グローバルサーバのハードウェア、ソフトウェアの開発、提供、サポートを継続してまいります。